地中海に浮かぶ島サルデーニャ

地中海に浮かぶサルデーニャ島は、20 あるイタリアの州のうちふたつ、シチリアとともに全土が島の州。世界有数のリゾート地「コスタ・スメラルダ」があり、リゾートの島のイメージがあります。しかし実際は昔からの自然環境が残されていたり、古くからの生活を守りながら暮らす人々がいたり、自然、文化、食そしてワインと、飾らず素朴な色合いが強いのです。

面積は四国よりも一回り大きい程度、人口は160万人。州都は島南端にあるカリアリ、主要都市は北西部サッサリ、アルゲーロ、北東部オルビアなど。ローマ、ミラノなどから飛行機でも訪れることができ、島へのアクセスは思いのほか簡単です。

160万の人口に対して羊が300万頭おり、別名は「羊飼いの島」。そのため羊肉を使った料理や羊乳のチーズが有名。周囲の海で獲れる新鮮な魚介類も豊富で、なかでもボラのからすみは特産物のひとつです。    

サルデーニャの歴史

サルデーニャ島には、紀元前6000年頃から人が住み始めたとされています。これら先住民が紀元前1500年頃~300年頃にかけて造った石の建造物が「ヌラーゲ」。住居や集会所、砦など様々な用途があったとされています。食料やワインの貯蔵庫でもあったことから、これをワインショップの名前にしました。

 

地中海の交易拠点として、さまざまな民族が行き交ったこの島には、その痕跡が多く遺されており、たとえば西部タロス遺跡にはローマ人の造った建造物の跡が見られます。

フェニキア人、ローマ帝国、ヴァンダル人、ビザンツ帝国の配下に置かれ、その後紀元900年からは島内に4つの王国が誕生。その後サルデーニャ王国へ統一され、イタリア統一の拠点となりました。